龍や龍神というキャラクターは、身近なところでは『ドラゴンボールの神龍(シンロン)』や『日本昔ばなし』のオープニングで、男の子を背中に乗せた龍を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
では、【龍】とはどういった存在なのか、神様なのでしょうか?
龍とは
龍は神様の眷属(けんぞく)
スピリチュアルの世界では龍は神様ではなく、神様のお使い〔眷属〕です。
(この記事内では、龍のことを以下【龍】または【龍神】と呼びます)
眷属は、神社や寺社などでは神を守る存在として祀(まつ)られています。
眷属として知られているものには「龍」「天狗」「きつね」「カラス」「犬」「獅子」「サル」「鹿」「ウサギ」「亀」「海蛇」などがあります。
鳥居⛩の両側に鎮座している狛犬(こまいぬ)やお稲荷さん⛩のおきつねさんは良く知られていますね。
眷属の中で【龍】だけは実在する動物ではなく、水(雨)を大切にする人々の祈りから生まれた存在であり、エネルギー体なのです。
また、鯉の滝登りの絵は縁起が良いモチーフとして、掛け軸などにもなっていますが、鯉が試練を経て山の上流まで登ったものが龍になった、という説もあります。
一般的に眷属の守るエリアはその神社や地域に限定されていますが、龍神は人々の祈りから生まれたため、(一部の特定の神社に祀られている龍神を除いては)守備範囲は広く、全国の神々と交流を持ち、神様と人間の間を取り次いでくれています。
また、龍神は神様とほかの眷属との調整や連絡係として働くこともあり、他の眷属とは別格で神様の信頼が厚い存在なのです。
そして、龍神は自分の背に神様をお乗せし、お運びする役目を担うこともあります。
ただし、九頭龍大神(くずりゅうおおかみ)だけは眷属ではなく、日本の神々より先に日本や世界を守っていた神的存在です。地球をおおうほど大きく、地球全体を統括する龍神界トップの超大物です。
西洋では龍はドラゴンと呼ばれ、悪魔の使いとして見られているため存在自体を隠し、直接人々に働きかけることはありません。(本当は忠実にお仕事をしているだけなのに、悪者扱いされているため、西洋ではかわいそうなことになっています、涙💧)
ちなみに、天狗(大天狗)は、神通力を手に入れた修験者(山伏)が亡くなったあとの姿という説があります。
龍の役割り
日本では八百万(やおよろず)の神々がいらっしゃると言いますが、龍も数え切れないほど沢山います。
龍は専属マンツーマンで人間に付いて、応援してくれます。(中には一人で複数の龍とつながっているかたもいるそうです!)
龍が付くと、「いいタイミングで良いことが起こる」「素敵な出会いが増える」「直感が働く」「願いが叶いやすくなる」など、良い運気を運んできてくれます。
龍は神様のお使いですので、神々と人々との間をつなぎ、人々の祈りや感謝の気持ち、願い事などを神様に届けます。
神様はその人の願いや魂のレベルを龍から受け取ると、その人の状況を見極め、その願い事の叶う状況やタイミングを、龍を通して最速のショートカットで人々に届けてくれます。
なぜ龍は人を応援し、守ったり、助けたりするのか?
龍は人の発する無邪気で明るいエネルギーやワクワクした感情、朗らかさが大好物なのです。
これらの感情をおいしく食べて、龍はエネルギー補給をしています。
龍は人のワクワクした明るいエネルギーを取り入れて共に成長し、レベルアップすることができるので、人を応援し守ったり、助けたりするのです。
また今地球は、いろいろな価値観を認め合う多極化の方向に向かいつつあります。
この変換期に人間をサポートすることで、地球をふくむ宇宙全体が良い方向に向かうようにしたい、と考えているからです。
龍に応援してもらうためには
龍に好かれる人
龍が好かれ、バックアップされやすい人には次のような特徴があります。
- 他人を思いやり、愛のある言葉使いで身なり立ち居振る舞いがきれい
- 素直な心を持っている
- 無邪気さやユーモアがあり、相手を喜ばせようとする
- 笑顔を忘れず、自由さや明るさなど、軽い波長を持っている
- 誰も見ていなくてもゴミを拾ったり、徳を積むことができる(運の貯金がたまっている)
- 執着が少ない
- カラフルな色を好む
- 龍の存在を信じている
- 家の中が整理整頓されている
- 水回りをきれいにしている
こんな人なら、龍でなくても誰にでも好かれますね!
龍神が近くにいるサイン
次のような現象が起きたら、近くに龍が来ています。
他にも、「こんな事ってなかなかないよね!」と思える自然現象があったら、龍が近くに来ていると感じてください。あなたが感じたその時、龍がメッセージを送って来ています。
- 虹が出る
- 龍の形の雲〔龍雲〕を見る
- 神社や自然の多い場所で、さわやかな風が吹いてきたり、よい香りが運ばれてくる
- 神社や山などで、急に雨が降ってくる
- 大事な場面では、天気が晴れる
- 数字の「8」「八」を頻繁に見る
- 湖や川で水面が突然ゆらゆらする
- 流れ星を見る、など
龍を引き寄せる具体的方法
朝起きたら、窓辺にコップ一杯の新しい水を置いて、窓を2カ所以上開けて、数分間、新鮮な空気(風)を通します。龍は風に乗って入ってきます。
龍神からのサインを気にとめて意識するように心がけると、龍の方も「気が付いてくれた!」と嬉しく感じて、やる気が上がります。
季節や風など、自然を五感で楽しむようにすると『神や龍、霊の気配』を感じるセンサーが働くようになってきます。
お香、エッセンシャルオイル(精油)、生花の香りなどで、いい香りを漂わせると龍は居心地の良さを感じてくれます。
昼間はちゃんとカーテンを開けて太陽光が入るようにします(外から丸見えにならないようレースのカーテンをするのはOK)。窓をきれいに磨き、暗い部屋は窓辺にサンキャッチャーを下げたり、照明で明るくしましょう。
水撒き、洗車、シャワー、入浴など、水を使うとき、龍を意識してみましょう。龍は水をつかさどる力を持っていますから、近くに来てくれます。
たき火やキャンドル、料理中など、揺れる炎に龍のエネルギーを感じるように意識してみましょう。あなたの心に何かメッセージを伝えて来るかもしれません。
マイ龍神とコミュニケーションをとる
自分の龍に名前を付けて、時々名前を呼んで、話しかけてみましょう。あなたが呼びやすい名前が良いですね。龍はあなた専属になり、お互い親しみをもてる関係になれます。
できるだけ楽しいことをしてワクワクしましょう。ワクワクした魂はおいしいので龍神は喜んでくれます。
龍神にエネルギーや魂を食べられても寿命が減るわけでも、何かを取られるわけではありませんから、心配ご無用!
龍神の存在を意識して、名前を呼んであげたり、時々思い出してあげると、「ここぞ!」という場面でパワーを与えてもらえます。
日頃から龍神に「おはようございます」と挨拶したり、「今日はいい日だったね!」「こんなことがあったの…」など伝えてみましょう。ふとした瞬間に気付きをもらえることがあるでしょう。
まとめ
明るく良い心がけを持ち、龍神と繋がれば、龍神と相思相愛、win-winの関係になれます。
願い事はスピーディーに叶い、タイミングのいい人になります。
何一つリスクはありません。いいことづくめですね!
ぜひ、あなたも龍神に応援してもらって、HAPPYで付いてる人になっちゃいましょう!
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